40歳以上なら知ってて当然!?介護保険のキホンシリーズをお届けいたします。
第三弾は
Question. 1
いざ介護保険サービスを受けたとして、いくらぐらいかかるのですか?
という疑問に関してお応えしていきます!!
ずばりお応えとしては、
もし、限度額内で収めたい場合は、ある程度自分たちでも介護を行うことが必要になります。
例えば、「夫婦で共働きしながら、要介護3の親を介護し、かつ、限度額内で収めたい」という方のケアプランの一例を下記にご紹介します。
ご夫婦が働いている平日の日中は、公的介護サービスで何とかやりくりできそうですが、朝晩、および土日はおふたりによる介護が不可欠になりますね。
ひと月の利用金額例 ※1
訪問介護 87,183円
通所介護 84,529円
訪問看護 20,287円
訪問リハビリテーション 26,417円
+ 福祉用具貸与25,500円
月額利用合計金額 243,916円
要介護3の場合の支給限度額 ※2
269,310円
自己負担額
支給限度額内のサービス利用の1 割
24,392円
※1 地域により、金額は異なります。
※2 在宅サービスを利用する場合は、要介護度に応じて、利用できる上限額(支給限度額)が定められています。
上限を超えてサービスを利用した場合は、超えた金額の全額が利用者の負担となります。
さいごに
ご夫婦共働きの場合は力を合わせての介護が必要不可欠です。
相手に任せきりにせずにきちんと役割分担を決めて無理のない範囲で介護しましょう。
また、共働きでない世帯の方も介護に負担がかかっていることをしっかりと理解し、
助け合いの精神をもって負担をかけすぎないよう注意を払いましょう。
今からしっかり老後を学ぼう
『40歳以上なら、知ってて当然!?介護のキホン』
『たまみ先生に聞く!介護保険相談会』
『介護保険制度のしくみ』
『限度額内で介護サービスを受ける』
『介護保険サービスの申請から契約まで』
『民間サービスやショートステイを入れたケアプラン』